みなさん、こんにちは!まめ親父です! 今回は定番中の定番、ブラックニッカスペシャルをじっくりレビューしていきます。
スーパーやドラッグストアでよく見かけるあのボトル、ラベルに描かれた「ひげのおじさん」が目印ですよね。なんとなく手に取ったことがある方も多いのでは?
「安いウイスキーでしょ?」と思っているそこのあなた、ちょっと待ってください。このひげおじさん、実はかなりやり手なんです。今回はストレートとハイボールでしっかりテイスティングしつつ、みんな大好きサントリー角瓶とも比較しながら、ブラックニッカスペシャルの魅力を余すところなくお伝えしていきます!サントリー定番(鳥井信治郎)vsニッカ定番(竹鶴政孝)!仁義なき戦いみたいな感じでレビューします😁
ブラックニッカスペシャルってそもそもどんなウイスキー?
まずは基本情報から。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メーカー | ニッカウヰスキー(アサヒビール系) |
| 種類 | ブレンデッドウイスキー |
| アルコール度数 | 42度 |
| 容量 | 720ml |
| 原材料 | モルト・グレーン |
| 発売年 | 1985年 |
| 価格 | 約1,400〜1,640円(税込)※店舗により異なる |
ニッカウヰスキーといえば、NHKの朝ドラ「マッサン」のモデルにもなった竹鶴政孝が創業した会社。「日本の洋酒界を代表するブランドにしたい」という強い想いのもと、1956年に初代ブラックニッカが誕生しました。
そして1985年、余市・宮城峡・カフェグレーンの原酒をブレンドしたブラックニッカの完成形として登場したのが、このスペシャルです。当時の1級ウイスキーのアルコール度数の上限が42度だったため、今もその度数のままリリースされています。歴史のある一本なんですね。
ちなみに、現在のブラックニッカスペシャルは海外の原酒もブレンドされているため、日本洋酒酒造組合が定める「ジャパニーズウイスキーの定義」には厳密には当てはまりません。でもそんな細かいことは気にせず、純粋においしいウイスキーとして向き合ってみましょう!
ラベルの「ひげのおじさん」って誰?
ブラックニッカのラベルといえば、あの印象的なひげのおじさん。実はこの方、架空の人物ではなく、イギリスの化学者ウィリアム・P・ローリー卿がモデルと言われています。
スコッチウイスキーの本場・イギリスのイメージを表現したキャラクターで、登場以来70年近く愛され続けているんですから、すごい存在感ですよね。ウイスキーのラベルキャラクターとしては日本でも屈指の知名度を誇ります。
テイスティングチャート
実際に飲んでみた印象をチャートにまとめてみました。
全体的に甘み寄りでライトな印象。スモーキーさはほぼなく、とにかく飲みやすい方向に振られています。ウイスキー初心者の方でもすんなり入れる味わいです。
テイスティング:ストレート
まずはストレートで。グラスに注ぐと色は淡いゴールド。透明感があってきれいな色味です。
香り
グラスに鼻を近づけると、まずバニラとはちみつの甘い香りがふわっと広がります。アルコールのツンとした感じはほとんどなく、とても穏やか。ほんのりと華やかさもあって、嗅いでいるだけでほっこりした気分になれます。
スモーキーさはほぼ感じられないので、「ウイスキーの煙っぽい香りが苦手…」という方にも安心です。
味わい
口に含むと、まずやさしい甘みがじんわり広がります。はちみつのような甘さで、くどくなく上品。その後にモルト由来のほんのりとしたコクとビターさが追いかけてきて、飲み口のバランスが取れています。
アルコール感は42度にしては穏やかで、するっと飲めてしまいます。これはちょっと危ないやつですね(笑)。
余韻
余韻はすっきりとしていて短め。ウイスキーによっては余韻がずっと続いてくどくなることもありますが、ブラックニッカスペシャルはきれいに引いていきます。食事の前後に飲んでも口の中がしつこくならないのがいいところ。

テイスティング:ハイボール
個人的にはこれが一番おすすめの飲み方かもしれません。
作り方のポイント グラスに氷をたっぷり入れて、ウイスキー1に対して炭酸水3〜4が目安。炭酸は注いだらあまりかき混ぜすぎないのがコツです。(炭酸を入れる前に70回は混ぜる事をいつものように推奨します)
飲んでみると…
甘みがほどよく残りつつ、炭酸のシュワシュワ感でとびきり爽快な飲み口に変身!バニラのような甘い香りが炭酸に乗って鼻に抜けていくのが気持ちいいです。
後味もすっきりしているので、食事と一緒にグイグイいけてしまいます。から揚げや焼き鳥との相性は抜群。居酒屋ではるか昔から愛されてきた理由がよくわかります。

角瓶と比べてみた
「ブラックニッカスペシャルって、サントリーの角瓶とどう違うの?」という方も多いと思うので、簡単に比較してみました。
| 比較項目 | ブラックニッカスペシャル | サントリー角瓶 |
|---|---|---|
| アルコール度数 | 42度 | 40度 |
| 容量 | 720ml | 700ml |
| 甘みの質 | はちみつ・バニラ系 | 穀物・バニラ系 |
| スモーク感 | ほぼなし | ごくわずか |
| 飲みやすさ | ◎ | ◎ |
| ハイボール向き | ◎ | ◎ |
| コスパ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
どちらもコスパ抜群で飲みやすいスタンダードウイスキーという点では共通しています。ただ味の方向性が少し違って、
- 角瓶は穀物感と軽いバニラで、ほんのりビター寄り
- ブラックニッカスペシャルははちみつ系の甘みが強く、よりまろやか
という印象です。どちらが好きかは完全に好みの問題ですが、「甘いウイスキーが好き!」という方にはブラックニッカスペシャルに軍配が上がるかもしれません。
ハイボールにすると両者の差はさらに縮まりますが、それでもブラックニッカスペシャルのほうが甘みの丸さが感じられます。個人的にはストレートで飲み比べるのが一番違いがわかりやすくて楽しいです。
おすすめの飲み方まとめ
ストレート 甘みとモルトのコクをしっかり感じたい方に。常温でゆっくり楽しんでください。
ロック 甘みが引き締まって、よりスッキリとした飲み口になります。夏場はこれもおすすめ。
ハイボール 食中酒として最強。炭酸の量はお好みで調整を。レモンを一絞り加えると爽やかさがアップします。
水割り 甘みがよりやわらかくなります。アルコールが苦手な方でも楽しみやすい飲み方です。


総合評価
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 香り | ★★★★☆ |
| 甘み | ★★★★☆ |
| 飲みやすさ | ★★★★★ |
| ハイボール適性 | ★★★★★ |
| コスパ | ★★★★★ |
| 総合 | ★★★★★ |
まとめ
ブラックニッカスペシャルは、甘くてまろやか、飲みやすくてコスパ抜群という三拍子が揃った頼れる一本です。
スモーキーさがほぼないので、「ウイスキーは苦手だけど試してみたい」という方の入門酒としても最適。一方で、毎日の晩酌ウイスキーとして使い込むベテランウイスキーラバーにも満足感を与えてくれます。
角瓶と並んで「スタンダードウイスキーの二大巨頭」と呼んでも過言ではないと思いますが、甘み重視ならブラックニッカスペシャルに一票を投じたいです。
ひげのおじさん、なかなかどうして、かなりやりますよ😄さすがマッサン!絶賛朝ドラ再放送中で改めてマッサンの偉大さを感じています🥃
次回は津貫蒸留所の見学レポートをお届けする予定です。蒸留所の雰囲気や見どころを写真たっぷりでご紹介しますので、お楽しみに!
※テイスティングは個人の感想です。感じ方には個人差があります。お酒は20歳になってから、適量を楽しみましょう。


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